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侵掠すること火の如く

遅まきながら、
今年初の更新でありますれば
あけましておめでとうございます。

というわけで某スレに投下したユノシュテ短編です。
いやあ、投下は久しぶりだったんですが、まさかあんなことになるとは……。
いろいろご不都合をおかけしまして、本当に申し訳ないかぎり。
この場でも申し訳ありませんと謝罪するものでございます。

実はこれまでのユノシュテは、成立しない(=ユーなの成立)前提で書いてたわけですが、
今回のは成立する(ユーなのは否定はしないけど)前提で書いています。
ユーなのが一番好きなんですが、やっぱりユノシュテも捨てがたく。
こうなってしまうのも、一重に司書長が魅力的すぎるからですよまったく。
次は司書長がかっこいい話を書こうかなあ。
あーもう、司書長最高ですね!!






侵掠すること火の如く



 それはちょうど報告書を書き終えて一息ついた、ある日の夕刻。
 疲労の具合は悪くない、もう少し残業をしようかと時計を見たその時だった。
「シュテル、どうしたの?」
 デスクの上に置いたカップに人影が映ったのが眼にはいって、高町なのはが振り返ると、そこには常ならぬ様子の友人がいたのだった。

 どうしたの、と問われた当人はと言えば、いつにもまして堅い面持ちで拳を膝の上に固くしており、その時は管理局の制服に身を包んでいるから、まるで初の訓練に臨む新兵のような、となのはは思った。実のところシュテルは闇の書が生み出した魔法生物であり、管理局でエースオブエースと呼ばれるなのはに勝らずとも劣らない実力者であるのに。

 真横に結んだ口を開くと、シュテルは一瞬眼を閉じてからいつものように抑揚少なくしゃべった。
「実は……こんなことをあなたに聞くのもなんなんですが。プライベートなことです。その、邪魔ではないですか」
「なに、なに?何でも聞くよ。遠慮なんかしないで」
「ええ、その、ええ、ユーノのことです」
「あ、ユーノくんがどうかしたの?」と、なのはは自分とよく似て仕事熱心な、けれどまったく異なる仕事、無限書庫の司書長をやっている親しい友人のことを思い浮かべる。まさかまた徹夜続きで休んでないとかだろうか。
 あまり周りに心配をかけるな、と叱っておいたのだけど。

「ええ。彼のことを、その、彼に懸想《けそう》している友人が、おりまして……」
 これに対してなのはが小首を傾げるのでシュテルはすぐ言い直した。
「わたしの友人で、ユーノ・スクライアに恋をしている者がいるのです」
「へー!だれだれ!?わたしの知ってる人?」
「いえ絶対知らない人です!」
「ふーん、そうなんだ」
「それで、まあ、彼と親しいあなたにいくつか質問できればな、と。それで、その友人にアドバイスしよう、と」
「その人、いまはどこに?」
「もう帰宅しました」
「ふーん、そうなんだ」
 そこでちょっとなのはは不思議そうな顔をしたが、シュテルの予想に反して、彼女は朗らかに返事をかえした。
「いいよ。ここはそういう話をするには何だから、ちょっと食堂に行こうよ」
「時間、邪魔ではなかったですか?」
「全然。急ぎの仕事はないし。大丈夫だよいくらでも」
 管理局の誇る不屈のエースも花恥じらう15歳、自分と因縁浅からぬシュテルの頼みというのもあるが、恋愛沙汰となれば聞かぬわけにはいかない。



 さてここ本局の食堂はいくつもある。その中でも、ここはプライベートな話をするのに必要な、小さな間仕切りとテーブルがあった。
 席についてケーキセットを頼んで、なのははわくわくしながら目の前の珍しく乙女している、姿形は自分と瓜二つの友人に続きを促した。あいかわらずそわそわして、自分がどこに連れてこられたかもよくわからないようだった。好きなタイプは……とかごにょごにょ小さく呟いた後、シュテルはなのはをきっと睨みながら切り出した。
「ユーノは、彼には、いま、つきあってる人はいるのでしょうか」
「あ、それはいないよ。聞いたことないし」
「じゃあ、誰かつきあってた人とか?」
「うーんと、そうだね。誰かいたかな」

 シュテルの表情は読みづらいが、むしろことさら無表情を装う様子が何となく感じられないではない。最初のもじもじした様子は今はかけらもない。けれど相変わらず思いつめたような緊張が感じられた。
「誰かいたかなあ。……えーと、実はその、わたしとか、実は、あるんだけどね。他には知らないかな」
 息を飲むシュテルになのはは気恥ずかしくなって、声を小さくしてささやくようにした。
「にゃはは誰にも言ってないんだけど。昔ちょっとそんな風になって。でもわたしたち、仲良さ過ぎて。恋人っていうより家族みたいな感じになってね」
 無言ながら激しい関心を示す視線に促されてなのはは続ける。
「デートみたいなこともしてたんだけど、そのうち、恋人とかやっぱやめにしよう、って。無理して演技みたいにするのはよくないよ、って言ったら、向こうも『そうだね』、って」
 まあ、ちょっともったいなかったかもしれないけれど、となのはは一人ごちた。でも、二人とも仕事が好きだし、子供だったし、そういうのは早すぎたのだ。未来には復活するかもしれない可能性は否定はしないけれど、今は未練はない。

「そう、だったんですね」珍しくシュテルが衝撃を受けた表情を露わにし、なのはは少し満足する。
「あ、みんなには内緒でね。まあ言ってもいいか」
「そうだったんですね、意外でした。あなたは……すみません」
「もうけっこう前の話だよ。気にすることないから」
「それでは、その、もしよければですが。昔つきあってたならきっとわかると思うんですが。どうやったら彼は、その、攻略できるでしょうか」
「そうだね」と腕をくんでしばし考える。
「身体をくっつけると、けっこう恥ずかしそうにするから、意外と色仕掛けに弱いのかもね、ふふ」
「色仕掛け……」
「まあ、知らない人からだったらユーノくんもさすがに負けないだろうけれど。知ってる人からあんまりくっつかれるのは、慣れないのかな」
「けれど、その子はあまり自分の容姿に自信がないみたいで……他にありませんか?」
「自信がないの?」
「なんというか、醜いとかではないのですが、その、地味ですから」
「んー、じゃあシュテルちゃんがアドバイスすれば?シュテルちゃん、最近すごくかわいい服着てるよ。
 最初の頃はそう、ちょっと地味めだったかもしれないけど。だからシュテルちゃんがアドバイスすればいいよ」
「あ、いえ、その」
「じゃあ、色仕掛けじゃなくてそう。好きな気持ちに任せて、スキンシップをする、っていうのはどうかな」
「でも、まだそんな仲良くないですし。何と言うか、もっと仲良くなってから」
「言葉も必要だと思うけど。でも、身体と身体の距離から、心の距離をせばめることだってあるよ」
 顔を赤くしながらふんふんとこちらに聞き入るシュテルを見て、なのはは微笑みをこぼさずにはいられない。魔導の生み出したプログラム、理のマテリアルであるシュテル・ザ・デストラクターがほんの幼い少女のようで、なんて可愛らしい。
 自分の似姿を持つ目の前の少女は、なんとも不思議な親しみがある。家族ではないし、子供とも違う。変な言い方だが、『オリジナルになる』、とは不思議なものだと思った。無愛想だけど可愛らしくて、冷たく見えるけれど家族には優しく気遣いがあるこの子は、ユーノもよく気にかけていた。なのはとは全然違う意味で心配させる妹みたいだ、と言っていた。そして、彼女の少々危なっかしい奔放さと強さにユーノが惹かれていることをなのはは知っていた。

「がんばってね、シュテルちゃん」
「はい。……ええ、その子に、わたしの友人にがんばってと言っておきます」
 口から自然にこぼれた励ましの言葉に、思わず素直に答えてしまってシュテルは恥ずかしげに眼を泳がせた後、なのはの顔をまじまじと見た。それが何か問いかけるようだったので、なのははよくわからないけれど優しく頷いてみせた。こんなに応援したくなるのは、やはり自分に似ているからだろうか、となのはは思った。あるいは再挑戦、いやそんなのとも違うと思うけれど。
「うん、がんばってね」となのははシュテルに笑いかける。
 この子のためなら何だってしよう。
 この子を悲しませたら、許さないからね、ユーノくん、とそんなことを考えてなのははシュテルに笑いかけた。


         *    *    *


 それから数日後のこと。本局の歓楽街。街頭に流れる軽快な音楽にあわせてか、行き交う人々の足取りも軽やかだ。まだ午前中だから元気に溢れているし、道の行き先、今日の行き先に思いを馳せていれば自然と心も浮き浮きしてくるというもの。そんな人々を見送るのは待ち人待つ者で。眼を大きく見開いて右へ左へ踊らせて行き来する大勢の中にたった一人を探す。時には時計を見たり、自分の格好と通り過ぎる美男美女を比べてみたり。それとも道の行く先を思い浮かべては天を見上げて、また視線を道に戻して待ち人を探す探す。
 さて二人の話題になっていたユーノはといえば、今日は待ち人を探す側であった。流れるような長い金髪をもてあそびながら職場のことを考えたり、ふとした論文テーマのアイデアをメモしたり。これはあまり待ち人のことを考える風情ではなかったけれど。それでも道を駆けてくる人が声をだすまえには手をふって応えるのだから、これでけっこう周りに注意を払っているのである。

「師匠っ!」
「シュテル、こんにちは」
 手を振って微笑みかけつつ、ユーノはいつもの仏頂面から恥ずかしげなはにかみに変わるシュテルを観察していた。彼女の格好はなんというか、とてもおかしかった。それは濃いベージュのロングコートだった。元はと言えば黒くて重たい、どちらかといえば地味めな格好をしていることが多かったシュテルだったけれど、最近は可愛らしい格好をするようになった、というのが大方の評だ。だというのに今日のシュテルときたらどうしたのだろう。本局の季節は冬に設定されてはいたが、そんなコートを羽織るほど寒くはない。

「えーと、シュテル、暑くない?」
「そうですね。ちょっと脱ぎます」
 あ、いや、とか戸惑うユーノの目の前でシュテルが羽織ったコートをばさりと脱ぐと、細い紐が肩の上でとまるばかりのキャミソールに、太ももの露出したミニスカ。眼のやりどころに困る。
「えーと、シュテル、寒くない?」
「いえ、別に」
 と、シュテルはまるで動じた様子もなく、さらにはどういうわけかユーノの腕をとって、しがみついてきた。
 ユーノからしてみたら、絡めとられた腕が胸に押し付けられる、などと考えるより、周りの視線が恥ずかしい、というよりむしろ、痛かった。
「いや絶対に寒いでしょ。(……シュテル、その格好はいくら何でも。寒そうだよそんなにくっついて)」
「わたしは寒さに強いんです。どうしました師匠?何に動揺しているんですか。そんな小声では聞こえませんよ」
「ええと、寒そうだから、コートをですね」
「そういえば、ちょっと、肌寒いですね」
「うんうん。だからコートを」とユーノはシュテルのコートをつかむのだが、シュテルの方はしがみついた方の腕をさらにかたく抱きしめて、
「師匠、腕を離さないでくださいね」と、微笑みかける。
 こうなると、ユーノは余った片手で頭を抱えるしかない。こんな光景、もし親友にでも見られでもしたら、一週間か一ヶ月はからかい続けられるに違いない。あるいはなのはに見られでもしたら?いろいろ「お話」するところが頭をよぎる。
「あーもう、はやく行こ!」
「おや、そちらは映画館とは逆の方向」
「うちに、行くんだよ。ちょっとその格好は恥ずかしいよ。ねえ、コート羽織って」
「暑いです」
「ああ、そう……」
「それでは、師匠のお部屋に向かいましょう!」
 どうしてこうなったと頭を抱えても始まらない。シュテルと一緒にいるとこんなことばかりなのだから、マテリアルの勝手気ままさときたら。隣で(無表情なのに)うきうきるんるんと踊りださんばかりに上機嫌なシュテルを見ながらユーノは考える。大空を我が者顔に飛び回る龍のような、こんな自由奔放さこそが実はユーノの憧れるところであって、そこがシュテルと一緒にいて楽しい理由なのだ。



 ガチャリ、と戸をあけてさっとシュテルを玄関にいれて、音をたてぬよう戸を閉める。それから、片付けるからちょっと待っててね、と言ってユーノは我が部屋の奥に姿を消した。白くて清潔だが飾り気のないつまらない壁。ここは本局の独身者寮である。シュテルはふう、と一息ついて、これからのことを考えた。勝負はまだまだこれから。結果をだすその瞬間まで気が抜けぬのである。
 二人はあの後、ユーノの部屋にやってきた。誰にも見られぬようきょろきょろしながら。シュテルが腕を離してくれないので、ユーノの頭は半分ゆであがっていたのだが、それでも周りを見回して、必要あらば足を止めて人をやりすごし、タイミングをはかる冷静さが残っていたのはさすがマルチタスクで名を馳せる無限書庫の司書長だった。幸い、なのはと付き合っていたこともあるユーノは、部屋を最低限きれいにしておく、という感覚が身に付いている。小さかったあの頃は卓についてお茶を飲むぐらいしかしなかったけれど。とまれ、1分待ってもらえば女の子をいれても問題ない部屋になる。

「さあ早く入って」
「ありがとうございます。ではお邪魔します、師匠」
 必要最低限以外の家具は置いていない、わりと殺風景な部屋である。
 とはいえ、壁一面を支配する棚と、ごちゃごちゃした机の上は片付けるのを諦めたように混沌として、それがユーノの仕事をよくあらわしている、とシュテルは考える。ユーノについて考えだすと、いつもシュテルの思考は暴走してしまうのだが今日ばかりはそうもしていられない。だって今日こそは、決着をつけるのだ。
 ナノハと相談しつつ、何度かデート(とは明言はしていないが)を重ねた。これまでのところ、好感度は十分。色仕掛けの効果はただし、とにかく動揺という形で現れるので評価しづらい。しがみついた腕をそれとなく振り払われたりしたこともある。そう、ユーノは恥ずかしがりなのだ。ならばと色仕掛けをさらに発展させたのはシュテルの計算である。動揺させればさせるほど、正常な判断ができなくなるだろう。普段なら行動力と思慮深さをあわせもつユーノだが、こと恋愛沙汰となれば驚くほど動きが鈍いとは、なのはに聞かずともわかっている。
 ユーノから手をださせるということはとうにあきらめている。であればこちらから攻めるほかはない。そのユーノはと言えば、暖房のスイッチをいれなきゃとかぶつぶつ言って、立ち上がってこちらの方を見ないようにしていた。そういうわかりやすさが、シュテルからしたらむしろかわらしいとは知らずに。

「というわけで、えいっ!」とユーノの足を蹴っ飛ばし、バランスが崩れたところを一気に引倒す。うひゃあ!と悲鳴をあげて受け身をとろうとするユーノの足首をバインドでつり上げ、そのまま部屋の隅にあったベッドに押しやって、自分はその上に飛び乗れば、シュテルはユーノに馬乗りになったわけで。
「ふう。何度もイメージトレーニングを積んだ甲斐がありました」
「なになに!?やっぱりぼくを殺したいの!!?」
「すみません師匠……少々乱暴になってしまいましたね。でもこれでようやく」
「いやね、そういうことはぼく以外には絶対やっちゃだめだからね真剣にね。死んじゃうからね!って聞いてないし、眼とかやばいし!!」

 シュテルがフーフー息を粗くしながらユーノを睨みつける様はまるで興奮した獣そのものである。さすがのユーノも冷や汗で背中を濡らしながら後ずさる。
「逃げないでください」
「えーと、シュテル、話しあおう?話せばきっとわかるから」
「フー!フー!すみませんわたしも緊張しているようですね。ここから先の練習が十分でない」
「いやいや何の練習?近接格闘とか関節技とかそういうののはぼくは苦手なんだけど」
「師匠、冗談ですよね?さすがにちょっとそれは……わたしも怒りました」
 いよいよまなじりを決するシュテルを前に、必死で考えるユーノ。
「えーと、戦いたいとかそういうのではない?」
 こくりとうなずくシュテル。
「わたしの格好みて、わかりませんか」
「えーと、高速機動、でも戦いでないなら……鬼ごっことか」
「それが顔赤くしながら言うことですか。まあ、こういうことは苦手なんでしたね師匠は。なら」

 その瞬間、ユーノの唇は柔らかい何かに塞がれていた。
 それはシュテルの唇だった。熟れたさくらんぼのように赤くなった頬と、釣り上がった眉の下で潤んだ瞳が、ユーノの眼を奪った。お互い、こんな間近に相手の顔を見るのは初めてだった。シュテルはやはり真っ赤になったユーノの頬に片手をやってなでた。柔らかい肉と、あわせて唇が震えるのが感じられた。

「好きです、師匠」
「あの、と、とりあえずぼくの上から降りて」
「嫌です。だって、もう言い訳は許しません」
「えーと」
「(じー)」
「ぼくは……」
 シュテルの肩がぴくりと震える。
「ぼくも、シュテルのこと、好きだよ。うん、その」
「何ですか。はっきり言ってください!」

「わりと前からずっと、好きだよ」
 恥ずかしげにするユーノに、シュテルは厳しい眼を向けた。
「それならもっとはやくに言ってください!わたしにばかり恥ずかしい思いをさせておいて」
「いや、あの、ごめん」
「あと、何でしたっけ、近接格闘とか関節技?わたしのことを何だと思ってるんですか!」
「ごめん、ってば。でもあれはシュテルがあんなことするから!」
「わたしとつきあうなら、そういうのは覚悟してください」
「あー、はいはい。できれば穏便にしてほしかったけどなあ」
「さて師匠、続きをしましょう」
「続きって?」
「わたしとつきあうなら、そういうのも覚悟することです」
 と、シュテルはユーノに唇を押し付けて、右手で彼の手を指を絡めとり、左手でキャミソールの細い糸をずらして、それから……


         *    *    *


「どうしたの、シュテル?」
「ふあ、はい!」
 どうやら席で居眠りしていたようだった。昨日はずいぶん遅くまで起きていたから。
 それにしても、先ほどまで見ていた夢の内容ときたら、とシュテルは顔を真っ赤にする。夜中にあんなことを考えていたからだろう。
「大丈夫?寝不足なら、今日はもう休んだ方が」となのはがちょっと心配そうな声をかける。
 手と肩をぐいとのばし、もういつもの無表情に戻ったシュテルが答えた。
「大丈夫です、ナノハ。今日の模擬戦は、前のようにはいきませんよ」
 ちょっと怪訝そうななのはを置いていく勢いで、シュテルが立ち上がって歩きだす。
「なんだか、ずいぶんやる気まんまんだね」
「別に。ただ、そういうやり方もあるのか、と思って」
「?」
「あなたには負けません、ということです」


 数日後、ユーノの部屋にシュテルが襲撃をかけたのは言うまでもない。その結果は……ご想像にお任せするということで。

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jibriel

Author:jibriel
「魔法少女リリカルなのは」作品に登場するキャラクター、「ユーノ・スクライア」は最高のキャラクターである、と臆面もなく主張しております。
某スレ出身。最近投稿してないなあ…。

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